道路橋の長寿命化対策に関わる技術講習会
2015年8月4日
8月4日、(一社)日本建設保全協会主催、「道路橋の長寿命化対策に関わる技術講習会」が開催されました。
内容は下記のとおりです。
1.道路構造物の老朽化対策への課題と対応について
2.道路橋の点検と維持・補修の留意点
3.道路橋の維持補修工事の留意点と事例紹介
4.アクリルゴム系表面被覆材によるコンクリート構造物の劣化・剥離防止工法
以下、参加職員の感想(抜粋)です。
・官公庁、コンサル、建設会社合わせて400人の参加であり、テーマの重要度を改めて感じた。
道路橋をはじめ、先人の築いた社会資本は、静かに、しかし確実に劣化している。一方、技術者不足、建設業界の担い手不足、土木建設費の
削減等諸問題が 重なり、思うように長寿命化対策が進んでいない現状の説明があった。また、幅員の狭い市町村道路橋は、通常の点検車が
使用できないなどの問題も生じている。それらの課題に対する新技術・新工法についても学ぶことができた。
・コンクリートの劣化メカニズムを理解することにより、その橋梁の重要点検箇所がわかるということを学んだ。また、点検時の写真撮影は、
劣化の経年変化を知るための重要な資料となる。その撮影テクニック等を学ぶことができた。